首相、国会答弁で憲法改正を表明 「まずは96条」と明言-ねらいは憲法9条改悪

安倍晋三首相は30日の衆院本会議で、憲法改正の発議要件を定めた憲法96条を緩和する方向で改正する考えを表明したと報道されています。憲法改正に関し「党派ごとに異なる意見があるため、まずは多くの党派が主張している96条の改正に取り組む」と明言したとのことです。

これは憲法99条「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。」に明確に違反するものであるとともに、その狙いは、憲法改正のハードルを下げて、憲法9条の改悪=国防軍の創設で戦争する国への転換をめざすもので、あわよくば自民党憲法改正草案http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-109.pdfどおりに「自主憲法制定」の口実で、現行日本国憲法の全面的改悪をねらうものです。

しかし、自民党憲法改正草案をみれば、現行憲法を発展させるどころか、戦争放棄はおろか国民主権基本的人権の尊重などを後退させる内容ばかりです。このような憲法改悪の動きを許さない運動と世論が求められています。